『やめてしまいたい』リリース記念インタビューvol.4:中村勇介

フリーダウンロードでのリリースとなった『ぼくトキみのコト』から約5ヶ月、その先に見ていたという“次のステップ”として、10/7(水)にはフルアルバム『やめてしまいたい』のリリース、更にはリリースツアーのファイナルとして、自身史上最大のキャパシティでのワンマンライブが控えている。ここにきて、立て続けに挑戦を続ける彼らの心境に、迫ってみようと思う。第四回目である最後の回では、中村 勇介(Dr)から、客観的な視点を含めた現在の彼らについて、話を聞いてみた。

 



■一話題あってからのアルバムリリースっていうのがしっかりできたから、とても成功だったと思う。
■フリーダウンロードやることで俺らが変わったっていうアピールはできたと思う。

―――じゃぁ怜音さん本日は宜しくお願いします。(中村Twitter @gnd_yusuke 2015/9/9の投稿参照)

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中村:出た!(笑)見られてた!

―――あれなんなんですか?(笑)

中村:富士山登ろうって思ってた日が台風で、行先ジョイポリスに変更したらなんかあったからやってみた!

―――キャラがブレてますよ。そういうのは鈴木さん担当でしょう。

中村:たまにはいいだろ!(笑)

―――では、改めて中村さん宜しくお願いします。

中村:宜しく(笑)

―――前回のフリーダウンロードはどうでした?感触的に。

中村:思いの外、反響を感じれなかったかな。盤になってCDショップとかに並んだわけではないから、普段のリリースより、世の中的には俺らがアルバムをリリースしたのは知られてないだろうし、そんなもんなんかなとは思った。ただ、マイナスな意味ではなく、やっぱり盤になった時の反応と違うんだなってことはわかったわけだし、やってよかったって感触はすごくあります。元々、『やめてしましたい』リリースのためのフリーダウンロードだったんだよね。一話題あってからのアルバムリリースっていうのがしっかりできたから、とても成功だったと思う。

―――盤にした時のリリースとの差ってどういったところだと思いますか?

中村:盤になった時ってCDショップにCDが並んで、不特定多数の人達がそれを目にしたり試聴するわけじゃん。だから、知らない人が手に取ったり、試聴で耳にしてくれるんよね。でもフリーダウンロードはそういうのはなかったんだろうなって。

―――確かにCDショップはそもそも音楽好きが集まりますからね。聴いたことないバンドを視聴する人達が多いし、そういったアプローチがとれるメリットは大きいです。

中村:今回に関しては、それがない分色々なところにポスター貼りに行ったりはしたけど、じゃぁ全然知らない人があれを見てダウンロードするかっていうと、それよりも元々自分達を知っていてくれた人達が「お、なんかこいつら動き出したぞ」とか「あぁそういえばghostnoteってバンドいたなぁ」って思ってくれるってほうがでかかったんじゃないかなって。

―――前回のインタビューで「ghostnoteっていう名前を知っているからこそ、最近の楽曲を聴かないで“あぁ、あぁいう曲だよね確か”ってなっちゃうって状況を打破したい」とおっしゃってましたね。

中村:そうだね。だから狙いはしっかり達成できたと思ってる。

―――そこは大きいですよね。結構こまめにチェックしてないと、今なにをしてるかとか把握できないし、そうすると昔と今とでどれだけ曲が変わってきているのかもわからなくなりますし。

中村:特に俺らなんかはTwitter見てても「あれ?ghostnoteって4人になったの?」ってツイートもいまだに見たりするからね。りょーすけ入って1年経ってるから知っててもいいと思うんだけどね。案外知られてない。

―――3ピースの時代が長いですからね。

中村:そういったところも含めて、フリーダウンロードをやることで俺らが変わったっていうアピールはできたと思う。

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■10年後に聴いたらやっぱりこれ!ってなるのは「クロニクル」。
■ドラムやってる子が観てコピバンとかしてくれたら本当に嬉しい。

―――『やめてしまいたい』で、キーとなる曲を挙げるとしたらなんでしょう?

中村:「イッサイガッサイ」かな~!今回は皆一致してる?

―――いや今回は全員一致じゃなかったんですよ。ちなみにネタバレすると、大平さんは「俺には決められへんから皆に決めてほしい」で、鈴木さんが中村さんと同じく「イッサイガッサイ」、佐藤さんが「クロニクル」でした。

中村:なるほどな~!おーちゃんはもうなんかずるいな!(笑)確かに「クロニクル」でもあるんだよな。でもやっぱりクロニクルは前に作ってた曲だし、鮮度が落ちてるというか。10年後に聴いたらやっぱりこれ!ってなるのは「クロニクル」。でも今回のキーを挙げるとしたら、俺の中では「イッサイガッサイ」かな~。新しい攻め方してるしね。

―――では一番ドラム聴いてって曲はなんでしょう?

中村:それに関してはなんだかんだ「クロニクル」なんかなって思う。結構難しいことやってるわりに、自然と聴けるっていうのがうまくできてるから。

―――そういうところが“10年後に聴いたらやっぱりこれ!”に繋がってくるんですかね。

中村:そうだね。他の曲が低いってわけじゃないんだけど、「クロニクル」は曲もアレンジも完成度が高くて。しっくりくるというか。あとは「さよなら」と「ガールフレンド」も聴いてほしいかな。多分自分の好みなだけなんだけど、ちょっと変わったことやってて。「イッサイガッサイ」なんかは、ghostnoteとして見れば推せるんだけど、ドラム単体で見ると体力勝負みたいなところあるから。違うことやってる曲を聴いてみてほしい。

―――『ぼくトキみのコト』リリースの時に、ドラムレコーディング映像をYouTubeで配信してましたが、今回もやるんですか?

中村:やる!あんまアングルよくなかったけど、4曲あげる予定。まだ編集中だから全曲配信できるかはわからないけど。

―――前回の反響はどうでした?

中村:あった!生徒が増えた(笑)しかもTwitterで。俺SNS疎いのに!

―――すごい!動画観たんですけど、結構おもしろいですよね。中村さんライブ中案外激しく動くじゃないですか。だから動画観て「あぁこんな風に動いてるのか」って初めてわかりました。

中村:中々あんなアングルで観ることないだろうし、ステージじゃなんとなく大きい動きしか伝わらないからね。音もドラムだけ大きめにして動画録ってるから、聴こえ方も違うだろうし。ドラムやってる子が観てコピバンとかしてくれたら本当に嬉しい。曲によってはできんかもしれんけど(笑)

―――初心者でもできそうな曲ってなんでしょう?

中村:『やめてしまいたい』かな。一番簡単だと思う。学園祭とかでやってたら嬉しいな。あ、でも逆に「これはできんやろ」って曲がやられてたらショックかも(笑)やべぇ!って。あり得るけどな!

◆◇◆

“イッサイガッサイ”

“サヨナラ”

インタビュー中登場の”やめてしまいたい”を含むその他の中村勇介ドラム映像はこちら
https://m.youtube.com/channel/UCndbeHnI5DAwcR-eC6I0ysw

◆◇◆



■ただ、メッセージ性を考えるとあぁいう雰囲気じゃないのかなって思って
■昔のおーちゃんじゃOKだしてくれんかったと思う。

―――今回のレコーディングもほぼ全場面同席してたんですか?

中村:そうじゃな~。同席するの好きだから!

―――佐藤さんと鈴木さんから、レコ―ディングでリハと全く違うことをやり始めるって話を聞いたのですが、全パート見てた中村さんとしては、一番変わったなと感じるのはどの曲でしょう?

中村:「勇気の唄」かな?イントロとかソロとかってほんとに今CDにレコーディングされてるのとは全く違うの弾いてたんだよ。しんちゃんがレコーディングになった時に全然違う雰囲気で攻めてきて。したらりょーすけが「今のギターじゃ全然合わない」ってなって。んで一回違う曲録って別の日に録り直したんだけど、その時に「しんちゃんこんな感じでくるならこんな感じにしよっかな」って弾き出したやつがいまのやつで。想像を絶しすぎて俺は大爆笑した(笑)

―――そんな違ったんですか(笑)

中村:全っ然違った!だいたいギターのレコーディングって、りょーすけと俺とエンジニアさんの3人でやるんだけど、3人ともテンション上がって。いいね!これでいこう!って。ただ、メッセージ性を考えるとあぁいう雰囲気じゃないのかなって思って、なんか3人ともおーちゃんに聴かせるのが怖かったんよね。

―――実際大平さんに聴いてもらったところどうなったんですか?

中村:ええやん!って。でも俺ら実はおーちゃんに聴かせるのめっちゃこわかったんだけど…って。でも昔のおーちゃんじゃOKだしてくれんかったと思う。

―――今のghostnoteだからこそあり得た楽曲なんですね「勇気の唄」は。あと鈴木さんからお伺いしたのですが、「さよなら」Bメロのギターがghostnoteの過去の楽曲のメロディーになってるそうですね。

中村:そうなんだよ。元々りょーすけが弾こうとしてたフレーズがめちゃくちゃそっくりで。だから知ってる?って聞いてみたら知らないっていうから聴かせてみたんだよ。そしたら「ほんとだ~似てる~。じゃぁこのままいっちゃお☆」って
。元々は似てただけなんだけど、さらに寄せてた(笑)これがおもしろいんだけど、おーちゃんに聴かせてみたら、おーちゃん気付かんかったっていう(笑)

―――まさかのボーカルが(笑)

中村:歌ったら「確かに!」ってなってたけどな(笑)これに関しても昔のおーちゃんだったらダメって言ってたと思うわ。

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■すごい率直な一言を言うと“こわい”。
■何年空きましたってなっちゃうと、せっかく皆が熱持ってくれても冷めちゃうじゃん。

―――ghostnote史上最大キャパでのワンマンに向けて一言ください。

中村:すごい率直な一言を言うと“こわい”。それが赤裸々な自分の感覚なんだけど、だからってこわいこわい言っててもしょうがないから、弱気でこわいって言ってるわけじゃなくて、もちろん考えてはいるんだけど。率直に言うなら“こわい”かな。特に岡山の会場は一回メジャーの時にソールドアウトにしたことがある箱だから。でも今回はその時とは違う埋め方というか。純粋に、俺ら東京にいて、改めて岡山でやるってなった時にどれだけ皆来てくれるんだろうってところがあるからな。まぁこわいよ(笑)でもこわい分楽しみ。ワンマンの日がくるのがすごい楽しみ。

―――ここは「いくっしょ!」ではないんですね。

中村:ほんまやなぁ!でもそれだけ重く見てるのよ。「いくっしょ!」が軽いわけじゃないんだけど、そもそも今回のワンマンってひとつの終着点で。ワンマンで、ghostnote史上最大のキャパをやりましょう。じゃぁその前になにかしないとね?で、フリーダウンロードとアルバムリリースをやったから。まぁワンマンの後も色々考えてるけどね。

―――さらに先を見据えてのワンマンだということですね。今後のghostnotenについて、これだけは絶対にやりたい!と、考えてることはありますか?

中村:コンスタントにリリースし続けるっていうのはやりたいなって思ってる。何年空きましたってなっちゃうと、せっかく皆が熱持ってくれても冷めちゃうじゃん。これはメンバー全員共通で思ってると思う。

―――コンスタントに新曲聴けると嬉しいですしね。また新しいghostnoteを感じられる日を楽しみにしています。

中村:俺らは常に新しくなってるからな!とりあえずワンマンで感じに来てほしい。

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取材・文◎鈴木佳菜
ライブ写真◎kodai uwabo @2015/10/15 TSUTAYA O-Crest


【ghostnote RELEASE info.】

2015/10/7(wed) on sale
ghostnote / やめてしまいたい
品番:TOTR-1506
価格:\2800+税
レーベル:”T”RUST OVER 30 recordings

<収録楽曲>
1.イッサイガッサイ
2.輝きたくて
3.少女C
4.クロニクル
5.さよなら
6.私
7.ガールフレンド
8.やめてしまいたい
9.夜のハイウェイ
10.クロール
11.オンリーロンリー
12.勇気の唄
13.真夜中オルタネイト
14.Wabi-Sabi

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【ghostnote MV info.】

ghostnote -イッサイガッサイ

ghostnote -少女C

ghostnote -夜のハイウェイ


【ghostnote LIVE info.】

~ghostnote「イッサイガッサイやめてしまいたい、さよなら」TOUR
10/15(木) 渋谷TSUTAYA O-Crest【終了】
10/23(金) 岡山CARAZYMAMA 2ndRoom【終了】
10/24(土) 吉祥寺ミミノコロックフェス2015【終了】
10/25(日) 金沢 一生青春FESTIVAL2015(大平弾き語り)【終了】
10/31(土) 高円寺周遊フェス「BOYS ON DREAM~一生青春!!~」Vol.2
11/1(日) 川越DEPARTURE
11/13(金) 札幌Sound Lab mole
11/14(土) 札幌Spirituallounge
11/21(土) 宇都宮HEAVEN’S ROCK VJ-2
11/22(日) 名古屋「Circuit世界の砂場から」
12/5(土) 神戸太陽と虎
12/6(日) 福山MUSIC FACTORY
12/12(土) 千葉 志津Sound Stream sakura
12/13(日) 仙台長町 RIPPLE
12/19(土) 新潟CLUB RIVERST
12/20(日) 盛岡Club Change

【「イッサイガッサイやめてしまいたい、さよなら」TOUR ファイナルシリーズ~】

[ghostnote「イッサイガッサイやめてしまいたい、さよなら」TOUR IN OKAYAMA]
2016/1/16(土) 岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
18:00 open/18:30 start
ghostnote(ワンマン公演)
前売2,800円 / 当日3,300円(ドリンク代別途)
チケット:10/24発売:L[63362]、P[277-323]、e+、店頭

[ghostnote「イッサイガッサイやめてしまいたい、さよなら」TOUR IN OSAKA]
2016/1/23(土) 大阪 十三ファンダンゴ
18:00 open/18:30 start
ghostnote / (ゲスト後日発表)
前売2,300円 / 当日2,800円(ドリンク代別途)
チケット:10/24発売:L[56519]、e+、店頭

[ghostnote「イッサイガッサイやめてしまいたい、さよなら」TOUR IN NAGOYA]
2016/1/23(土) 名古屋クラブロックンロール
18:00 open/18:30 start
ghostnote / (ゲスト後日発表)
前売2,300円 / 当日2,800円(ドリンク代別途)
チケット:10/24発売:L[43788]、店頭

[ghostnote「イッサイガッサイやめてしまいたい、さよなら」TOUR FINAL IN TOKYO]
2016/1/29(金) 渋谷 TSUTAYA O-WEST
19:00 open/19:30 start
ghostnote(ワンマン公演)
前売2,800円 / 当日3,300円(ドリンク代別途)
チケット:10/24発売:L[73177]、P[277-707]、e+、店頭

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